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『近いようで遠い、遠いようで近い春』

2014年03月09日 [ 未分類 ]


 やはり2月は逃げました…
 ただ、やるべきことはすべて出来ました。
 そして3月、春の匂いがしたり、冬の匂いがしたり、
 まだまだ寒い日が続いていますが、陽はずいぶんと長くなりましたね。

 3月11日

 あの日から3年

 復興とは程遠い現実がまだまだある。



 先週だろうか、

 宮城で被災し、他県に出稼ぎに行っていたお父さんが帰省中にバスの事故により亡くなった。

 奥様の退院手続きと御子息の卒業式のための帰省だったようだ。

 後日、事故現場に献花に来られたご遺族…

 アスファルトに染み付いたご主人の血痕に頬を当て泣き崩れる奥様の姿…


 それを見て感じたことは悲しみではなく、何故か怒りであった。

 
 天災や事故に対する怒りではない。

 残酷過ぎる現実に心が耐え切れなくなった怒り。


 自分の不遇を社会のせいにして、通り魔殺人をした24歳

 お前が不遇だとしたら、震災で亡くなった子供達はどうなるのか
 被災を乗り越え家族のために懸命に生きたお父さんはどうなるのか

 
 日本国民として向き合わなければならないことがたくさんある。
 みんなそれぞれが精一杯生きているのはわかるが、
 自分本位で知らぬ顔をして上品を気取っている大人が多いことは確かだ。

 個人や人権が尊重され、多様な生き方が認められる社会

 好き勝手に生きるのはいいが、他人に迷惑をかけるな。

 授業中に騒ぐ生徒に先生が言う台詞と同じだ。


 どちらかと言うと騒いでいたタイプの小生が35歳になり、
 日本のことについてより考えるようになった。


 小生のブログのデザインが一新された。

 こんなに簡単に何もかもが変えれれば、人々の悲しみも減ることだろう。
 しかし、地道に愚直に取り組まなければ変えれないことの方が多いのが現実。


 そう考えると2月にやり残したことは山のようにある。

 あまりストイックに考えすぎると気が狂ってしまいそうだが、
 無念いっぱいに死を遂げたたくさんの方々のこと想うと、

 やるしかない。ボクには人生の続きがあるんだから。


 そう思う。


 みなさんも少しそんなことを考え感じてみてください。

 少なくとも11日は…                  13943404971700.jpg