『小生の真後ろの彼に、Y君はゾッコンでした^^』
2014年08月23日 [ 未分類 ]
夕暮れになると空も匂いもすでに秋が到来しているのがわかる。
学生さんたちが夏休みの宿題に追われている、そんな時期
小生は生まれたわけです。
8月25日 今日で36歳
広島の土砂災害では多くの方が一瞬にしてその命を奪われた。
小生よりも生きた方。
まだ2年しか生きていない子。
「アイスバケツチャレンジ」と称してALS(筋萎縮性側索硬化症)を支援するムーブメントが広がっている。
日本に約8000名の方がその病に自由を奪われている。
弊社でも数名。
小生は2名のALSの方を担当している。
十数年前までは発症して95%の方が5年以内に亡くなるとされていたが、
今では、多くの方がその定義を超えて、懸命に生きておられる。
命とは強いのだろうか、それとも弱いのだろうか
この瞬間に誕生した命
この瞬間に絶えた命
明日が来るのだろうかと、不安に満ちた命
死ぬわけがないと、恐れ知らずの命
色んな命
先日、思いがけない社員の粋な計らいで出会った人たち

生まれた時は全員が男だった。
今では、それ自体を仕事にして我々を楽しませてくれるが、
彼らの経験してきた苦悩は想像を絶する。
男に生まれて、女として生きる命
それぞれの人生
今年の誕生日を迎え、「命」の尊さを改めて考える機会となった。
大切に生きなければ。
しかしそれは、「死なないように生きる」こととは、また違う気もする。
今大会で大旋風を巻き起こした福井県代表の敦賀気比高校の選手が試合前に言った。
「悔し涙は流さない。」と・・・
生きるとはそういうことなのかもしれない。
そして、試合に破れ、涙を流しながらその選手は言った。
「両親とチームメイトに心から感謝しています。」と・・・
生きるとはこういうことなのだろう。
また、彼らに教えられた気がする。