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『なぜ、男子は車やバイクが好きなのか?』

2015年06月28日 [ 未分類 ]


 みなさん、こんにちわ。
 先日、早朝に庭に出ると「あっ、夏や!」という匂いがしました。
 まだ梅雨が明けてはいませんが、もうすぐそこですね。

 
 小生は8月生まれなのですが、20才の誕生日をオーストラリアで迎えました。
 今のところ、人生で最初で最後だと思いますが、
 オーストラリアなので、自分の誕生日が冬でした。
 そして、20才になった記念にカジノに行ったのです。

 そこで衝撃の出会いがありました。
 エントランスを入った瞬間に目に飛び込んできたのは、
 なんとも美しいイエローのオープンカー
 その美しさに見とれていると、カジノのスタッフが

 「カッコいいだろ?それはゲームの景品だよ。
 それに乗りたければ、ゲームをして勝たなければ乗れないよ。」と、偉そうに言ってきたのです。

 「わかっとるわい!おっさんのちゃうくせに!
 ゲームなんかせんでも、働いて買うわい!」と言い返しました。

 おっさんは笑っていました。

 このおっさんとはもう会わないだろうけど、見返してやる。
 いや、このおっさんのためではなく、自分のために絶対に乗ってみせる。
 
 あの車に乗っている自分に会いたい。

 そう思い、ゲームもしないでカジノを出たことを覚えています。

 それから4年後に小生は、会いたかった自分に会ったわけです。

 その車にも興奮しましたが、それに乗る自分に興奮しました。

 なるほど、生きるとはこういうことか・・・
 自分の想像を超えたい。想像以上の自分に会いたい・・・

 そんなことを思いながら、屋根のない黄色い車で神戸を走っていたわけです。

 生意気ですよね^^今、当時の自分を見れば「なんじゃ、アイツ!」と思うでしょうね(笑)

 でも、「車なんてレンタカーで十分です。」とか言ってる若者よりかはいいですけどね。
 まぁ、車自体はどうでもいいんですけどね(笑)


 「目標ができれば、常にそれを思い行動する」
 何事も方法はこれしかないと思います。
 それは執念にも似た思いです。
 どんな自分になろうが、誰も責めないです。
 どんな自分になってほしいかなんて、成人してしまえば、親でさえ期待しません。

 だからこそ自分に課して、自分で期待することが必要なのでしょう。

 それは決して楽ではありません。
 でも、なりたい自分になるためですからね。
 なりたい自分に気づいてながら、ごまかして過ごす、これこそ楽ではありません。
 同じ「楽ではない」なら、小生は前者を選択します。

 その黄色いオープンカーも創業後に売却することにしました。
 こんな車に乗ってる場合じゃない!
 あれほど憧れ、気に入っていた車がむしろお荷物に感じたわけです。
 それからは原付バイクや軽自動車にしばらく乗りました。

 心のどこかで思っていました。

 「今は車なんてどうでもいい。
 今も車は好きだけど、今はどうでもいいねん。
 だって、いつの日か、好きな車を選んでる自分に会うから。」

 俗に言う、「根拠のない自信」ではなく、「ただの自信」(笑)

 創業メンバーのI君が小生に言ったことがありました。

 ある輸入車の納車の日でした。
 「正直、こんな車に乗れる日が来るとは思いませんでした。」と・・・

 小生は「そうやなぁ。」と言いながらも、
 
 「え?俺は思ってたで。」と心中では答えていました^^


 車はどうでもいいですが、「思いに届く」「会いたい自分に会う」っていいですよね☆
 

 再び、「屋根なし」になり、当時を思い出したのです^^  14354828195150.jpg

 みなさんにとって、素敵な夏になりますように☆