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『誕生日に思うこと』

2015年08月25日 [ 未分類 ]


 みなさん、こんにちわ。
 高校野球も終わり、台風がやってくる季節となりました。
 夏の終わり、24時間テレビが始まると、夏休みの宿題のラストスパートをしていたことを思い出します。
 そして、同時に「あぁ、誕生日だな…」とも思うのです。

 8月25日 今年で37歳になりました。


 先週、凄惨な事件が起きましたね。
 2人の中学生の命が奪われました。
 犯人はすぐに捕まりましたが、皆さんはあの事件で何を感じたでしょうか?
 
 小生がこの事件について、よく聞いたフレーズはこれです。

 「中学生がそんな遅い時間に外出したらアカン。」
 「親は何をしてたんや?」

 夏休みとは言え、確に青少年が遅くに外出することは良くないです。
 子供をそうさせた親御さんも確に何をしてるんや、とは思います。
 しかし、小生はもっと重要なことがあるように思います。

 先日、小さな川に架かる橋の上を小学校低学年ぐらいの男の子2人が、
 手放しでバランスを取りながら歩き、その恐怖を楽しんでいたのです。

 小生は慌てて車を停車させ、
 「ボクら危ないよ!すぐに降りなさい。」と注意をしました。
 すると、男の子らは「怒られた!」という表情を浮かべながら、
 素直に降りて走っていったのです。

 すると、走った先に彼らのお母さんがいたのです。
 
 「なんや、お母さんいるんかい!」と思い、
 お母さん達と目があった瞬間のことでした…

 ひとりのお母さんが、小生に聞こえるボリュームで、

 「どうしたん?あの人に何かされたん?大丈夫?」と…

 
 お母さん達は小生と同じぐらいの歳だと思います。

 理解ができないような犯罪を犯す人がいる。
 理解ができないほど、SNSに依存している子供がいる。
 理解ができない時間に外出する子供がいて、
 理解ができない時間に外出を許す親がいる。

 理解ができない子育てが蔓延り、
 理解のない、理解に苦しむような親が存在する。

 一番悪いのは犯罪を犯す人であることは間違いないが、
 犯罪に巻き込まれる可能性を低下させる術はあるように思う。
 犯罪が起きないように我々、大人がすべきことがあるように思う。

 夜中に、中学生の彼らを見かけた大人が声を掛けていたら、
 2つの若き命は奪われることがなかったのだろうか…

 良かれと思いしたことが、逆に不審者だと疑われることがあったとしても、
 子供たちの命が失われることに比べればなんてことはない。

 小生はお陰様で、37歳を迎えることができましたが、
 この命を大切に生きると同時に、この命で地域の命を守ることも忘れてはいけませんね。

 病気、事故、事件、自殺…

 子供の命は世界の希望ですからね。