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『家庭の料理は女性の役割だが、シェフは男性だらけじゃん!』

2016年10月09日 [ 未分類 ]

こんにちわ。
朝夕もすっかり秋らしくなりました。
週末にはあちこちで運動会が開催されていますね。
9月で弊社は無事に上半期を終え、恒例の社員総会を開催しました。14759801433190.jpg
場所はこの辺です^^  14759803608983.jpg

現在、大学で人間福祉学部において「ジェンダー」について履修しています。
経営とは無関係のようですが、ダイバーシティの高い組織を目指す上でこの理解はマストです。

出生時におちんちんがついていれば医師や助産師は「男の子ですよ~!」と言いますが、
それは出生段階における外性器による判別に過ぎません。
実際は肉体的には男子でも自らを女子であると自認する人も少なくありません。
余談ですが、ヒトは受精卵から分化していく段階で、
テストステロンというホルモンのシャワーを浴びる量が多いと、男子となるのです。
つまり、最初はみんな女子なのです。(かなり平たく説明してます。)
現在ではLGBTQI(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クイア、インターセックス)という性が存在しますが、あなたは自分が全くの女子、男子だと思っていますか?
小生も「俺は男だ!」と自認していますが、社会的文化的性においては女性的な部分も多いと
思っています。
このように性別はすでに男女の2つだけではなくなっているのです。
アメリカでは全州において同性婚は認められていますが、日本ではまだ認められていません。
戸籍上の性別を変更すると婚姻は可能ですが、まだまだ後進国ですね。
だって、今頃「女性が活躍しやすい社会に!」「一億総活躍!」とか言ってるんですもんね。
しかし一方で「男女は社会で平等だ!」と言いながら、女性の権利を必要以上に主張する団体などが多く存在するのは好きではありません。アメリカでは就職面接で性別を記載する欄さえありません。
もちろん聞くことはご法度、しかし平等を主張するなら…ということで、妊娠のつわりがひどくても
「だからどうした?できないなら担当を変えるけど?」という感じです。
そういった面では非常に厳しいと言えますが、平等とはそういうことなのかもしれませんね。
いやいや、「男女平等」の前に男女という2つの性別以外の性別も認めることから始めないといけまんね。
ということで、弊社の女性は非常に優秀で、美しく、すでに大活躍してくれています。14759802446971.jpg
男性ももちろん活躍してくれていますが、コース料理をほぼフォークだけで食べる新人類もいますので、そういったことから教えていかなければいけないですね(笑)
まぁ、「男らしい」と言えばそうですが、その言葉自体が性差別と言われる時代です。。。
ややこしい!!!
でも、ややこしいからこそ、全部を受け入れる。そういう組織にしていこうと思うわけです。

「自然は多様性を好むが、社会はそれを嫌う」  性科学者 ミルトン・ダイアモンド