『他人事ではありません。』
2008年12月04日 [ 未分類 ]
1.アニル・アンバニ(リライアンス・コミュニケーションズ会長 約3兆1000億円)
2.ラクシュミ・ミタル(インドの「鋼鉄王」 約2兆9000億円)
3.シェルドン・アデルソン(ラスベガス・サンズCEO 約2兆8600億円)
4.ムケシュ・アンバニ(リライアンス・ インダストリーズ会長 約2兆6900億円)
5.ウォーレン・バフェット(米著名投資家 約1兆3000億円)
皆さん、これは何のランキングかおわかりでしょうか?
ベスト5ではありません、むしろワースト5です。
そうです。これはこの度の世界的な株安において個人が出した損失のランキングです。
5位のバフェットは小生の好きな人なのですが、1兆3000億って・・・
そして、世界一の銀行CITIBANKが政府から28兆円の資金援助を受けた。
でなければ、潰れていた・・・28兆ですよ28兆!
また、世界一の自動車メーカーGMも、政府からの資金援助を受けても厳しいらしい・・・
TOYOTA自動車も今年は賞与をカットするそうですし・・・
来年度は更に厳しくなることは間違いないでしょうね。
日本でも年明けから上場企業がバタバタと・・・らしい。。。
下々には遠い話のようですが、実は身近な問題です。
例えばGMの部品の多くは日本の中小企業が担っているんです。
上場企業が倒産すれば、それにぶら下がっている中小・零細企業は当然・・・
どっからどう見ても「世界恐慌」ですもんね。
小生はかなり危機感を感じています。
皆さんはどうでしょうか?
正直、銀行は渋いですし、どの業種も笑えてないですもんね。
ちょっと真剣に予見して動いていかないとえらいことになりますね。
ランキング5位のバフェットの言葉に次のようなものがあります。
「リスクとは自分が何をしているかわからなくなった時に訪れる」
いや、ほんとに大変です。
採用は取り消され、正規雇用は減少する。
そうなると、非正規雇用の人は押し出され失業する。
皆、そんな当たり前のことはわかっていながらも、
まさか自分は大丈夫だろうと飄々としている。
かなり危険です。今すぐ危機感を!それこそが唯一の自己救済方法ですよ。
ちなみに、上記ランキングの人達は大ピンチ!のようで大チャンスなんですよね。
つまり、それだけの含み損は出たが、株は売りが殺到しているわけですから、
まさに買い時なんですよ。結局はキャッシュがある人は損が出ても取り戻せるんです。
それが資本主義の仕組みなんです。
大損が出てそうですが、そう堪えてないんじゃないでしょうか。
「ほっとけば、また上がるやろう」ぐらいで。
ということは結局、一番被害を被るのは一般の人なんです。
株は買い時なのにキャッシュはないし、給料は減額され、挙句の果てに失業・・・
そんな時こそ、できることから動くべきだと思います。
いくら文句を言っても借金は減らないしね^^
そんなことで今日、勝手にご紹介するのはこの方 JALの西松遙社長兼CEO
赤字に苦しむJALを救いつつある方。
西松氏を知る方から以前聞いた話ですが、
西松氏は役員を含め全ての社員に電車、バス通勤を徹底させ、
社長室をなくし、役員も平社員も関係なく本社ビル内を改革、
そして、西松氏が休みの日に一人で空港に出向き、
JALのラウンジにいるお客さんに「ご不満はありませんか?」「何を求めますか?」
と、自ら現場に出向きサービスの向上を図っているそうです。
倒産寸前にも関わらず、プライベートジェットを使用しているGMの会長さん。
ちょっとは我が日本のリーダーを見習いなはれ!
まぁ、人のこと言うてる場合じゃないわ(笑) いやいや笑われへん!
とりあえず、宝くじを初めて買ってみようかな^^ だめだこりゃ☆
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