「ええ加減」
2008年07月24日 [ 未分類 ]
同じ物を正確に高速で作り出すことができる機械。
その技術は日進月歩である。
しかし、機械を作り出すのも使うのも人なんですよね。
弊社は現在、神戸市の御影に通所介護施設を建築中です。
写真はその模様なのですが、9月のオープンに向け、日々着々と完成に近づいています。
視察に行く度に壁ができ、床ができ・・・誕生を心待ちにしている次第です。
そんな現場にも見たこともない、使い方もわからない機械がたくさんあるのです。
赤外線を利用し床のレベルを合わせる機械。
一瞬にして釘を打つ機械。
真っ直ぐに木材を切る機械などなど。
まさに、「へぇ~」の連続です。
しかし、やはりそれを使いこなすのは人、職人さん達です。
いくら優秀な機械があっても、使いこなせる人がいなければ意味がありません。
とにかく驚きます。 何に?
職人さんの「ええ加減」にです。
「いい加減」ではないですよ。「ええ加減」です。
小生のような素人に言わせれば 「そんなんできるんですか?」ってことも
いとも簡単にやってのけられます。
知識と経験に裏付けされた技です。
職人技が好きな小生にとって、現場はSHOWを見ている感じです。
どれだけ機械が進歩しても、「加減」は人にしかできないんですよね。
小生も「いい加減」ではなく「ええ加減」の仕事に努めようと思います。
明日はどんな技で何ができるのかなぁ。。。
