『カプセルの名はフェニックス=不死鳥』
2010年10月14日 [ 未分類 ]
皆さんご存知のように本日、チリ鉱山で69日ぶりに33人が無事に地上に帰還した。
鬱病や肺炎になり、入院が必要な方もいるようだが、
とりあえず、命に別状なく救出できたことは喜ばしいことだ。
何度聞いてもよく聞き取れない、あの歓喜の「掛け声」が非常に印象的だ。
作業中、ずっと見守ってた大統領・・・管総理ならどうしていただろうか・・・
まぁ、日本国総理がずっと現場にいるのもどうかとは思うが・・・
危機をもって結束を得る
まさにこれである。
しかし、小生はある映像を見てハッとした。
最後に救出されたリーダーの方が大統領に言った最初の一言である。
「よく戻ってきてくれた!」と言いながらハグをしようとする大統領にこう言った。
「こんなことは二度と起こってはならない。」
これが彼の地上での最初の一言だ。
奇跡の大救出劇のようではあるが、見逃してはいけないのが事故の存在である。
シャンパン片手に喜ぶのはいいが、事故そのものからは目を逸らしてはいけない。
彼こそがリーダーだ。そう思った。
社長が会社のリーダーならば、小生はそれに当たる。
小生なら浮かれてシャンパンを浴びているかも知れない。
ですから不謹慎ですが、今回の事故から学ぶことは多かったように思います。
*救出といえば北朝鮮拉致被害者であります。
何があるか知りませんが、本当にどうにかして欲しいものです。
小生が被害者の身内なら・・・と思うと本当に胸が痛いです。
先日、ブルーリボンのピンバッジを寄附目的で購入しました。
新しくデザインされたバッジはリボンが風で動いているデザインなのです。
「拉致問題が少しでも動き(進展)ますように」との願いが込められているのです。
チリでの救出劇もいいですが、我々にすべきことは他にあるような気がします。