『蚕は天からの贈り物。うん、納得の漢字。』
2010年12月16日 [ 未分類 ]
早くも12月も中旬ですね。
しかし、清水寺の今年の漢字にも選ばれた「暑」を思い出せないぐらい
寒い!もっと若い時は平気だったのに。。。寒くて寒くて。。。
寒いからではないのですが、弊社ではあるイベントを行ったのです。
「真綿で作るひざ掛けイベント」
京都の寝具メーカーのロマンス小杉さんにご協力頂き開催したのです。
従業員も始めは「ん?何をするの?」と半信半疑でしたが、
始まってみれば「ウォー!」「キャー!」の大盛り上がり★
蚕とは・・・から始まり、最後には絹糸の素晴らしさや伝統の技も習得!
何より、「昔ながらの」を体感できたことが大きかったでしょう。
弊社としてのこのイベントの狙いは
◆大人になってから「知らないことを新たに知ること」
◆あまり興味がないことも「やってみれば超楽しいやろ?!」を実感
この2点でした。
「情報時代」と言われますが、正確には「情報余り時代」でしょう。
膨大な情報が飛び交っているにも関わらず、
個人が得て活用する情報なんて、ごく僅かです。
また、情報は個人が選択して得ますので、どうしても偏るのです。
例えばヤフーニュースでも自分の興味があるものしか開かないでしょ?
観たいと思う映画しか観ないでしょ?入るショップは限定的でしょ?
でも、観てみたら面白かった映画ってたくさんあるでしょ?
入ってみたら可愛い服が見つかったことも多いでしょ?
「やらず嫌い」ほど勿体無いことはないのです。
イベントを通じて小生は従業員にそういったことを体感して欲しかったんです。
いちいち「今回の狙いは・・・」なんて言いませんが、
何とな~く感じてもらえればいいのです。「何とな~く」が重要ですね。
もう一つの狙いと言えば、「逆発信」
弊社のお客様は高齢者の方々ばかりです。
もちろんその方々は真綿の布団なんて、「あぁ知ってるよ」ってなもんです。
化学繊維よりも真綿で寝た時間の方が長いかも知れません。
でも今はどうでしょう。ほとんどの方が真綿の布団は使用されていないでしょう。
もちろん、真綿を引いて布団作ってるねん!なんて方は皆無でしょう。
だから、皆さんはご存知だけど、忘れてしまっていることを
我々の若い世代から逆に発信するのです。
事前に従業員だけでイベントをし、その後それぞれの事業所で利用者様と一緒に
イベントを開催したのです。
もちろん大盛り上がりだったようです^^
小生も従業員に作ってもらいましたが、非常に軽い!非常に温かい!
その温かさはジワっと身体に浸透するような温かさなのです。
蚕も蚕の糸を活かした先人らにも脱帽です。
最後に、佳山さん special thanks★
□工程を簡単に紹介(ちなみに最初の写真はハンカチ程度の大きさです)





