『身の程を知るべし』
2011年03月10日 [ 未分類 ]
本日、東京大学・京都大学の合格発表がありました。
京都大学に関しては色々とありましたが、
正々堂々と難関を突破した若者達の喜びように小生まで嬉しくなりました。
そんなニュースを見ていると司会の人が
「彼らがこれからの日本を牽引していくんですもんね。」と。
ん?
そうかな?
確かに今まで東京・京都で7人のノーベル賞受賞者を輩出していますし、
官僚になる数、司法試験の合格数などもトップクラスです。
日本における最高学府であることは言うまでもないのですが、
そういった発言にはいつも多少の違和感を感じるんです。
西宮市にある「ちゃんぽん屋」があるんです。
早いし、うまい皿うどんが有名なのですが、
先日もそこで昼食をとっていると、
厨房の中から、
「何回言うたらわかるんや!!!」
「たまごは後からや!!!」
「アカン!そんなんじゃ出されへん!!!」
「また皿洗いからしたいんか!!!」
と、店内に響き渡る大きな声で・・・
チラッと見ると、その正体は滝のように汗をかいた親父(店主)でした。
小生が食べ終わり席を立とうとすると、
油まみれの割烹着の青年が、袖で頬を拭いながら厨房から出てきて、
「ありがとうございました!」と大きな声でお礼を言ってくれました。
なんだか涙が出ました。
「頑張ってね。」なんて口が裂けても言えませんでした。
なぜなら 小生よりも頑張っているから。
彼はおそらく、東大でも京大でもないでしょう。
でも、彼は日本の将来を背負う若者の一人であることは間違いないでしょう。
もちろん、東大や京大にパスした若者の血の滲むような努力にも脱帽だ。
入試燃え尽き症候群にならないことを祈る。
親父に耐え切れずに逃げ出さないことを祈る。
今日、芦屋で昼食をとっていたらキレイな人が入ってきた。
西田ひかるさんだった。
同じ西宮市民でよくお見かけはするが、やや興奮した。
なぜならファンだからだ(笑)
行きたくもないのにトイレに言って、チラ見した。。。
思った
ボクは日本を背負うような器ではない。
他人様のことをを祈る前に自分の行く末を祈れ。
とりあえず、明日の昼食は皿うどんに決まりだ。